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Boarding School Boarding School

ボーディングスクールとは

ボーディングスクールとは、世界中から、志、夢、目標を持った学生が集まり、寮生活(ボーディング)を通して、様々な価値観、文化、言語、考え方に触れ、次世代のリーダーとして社会に貢献し活躍するための能力を身につける学習と環境を提供する私立寮制学校です。世界的に有名な多くの著名人も卒業生として名を連ね、卒業生は、世界中の名門大学に進学します。

ボーディングスクール留学メリット

ボーディングスクールへの留学は、単なる海外での学習経験以上の価値を子どもにもたらしてくれます。子どもがグローバルに活躍できる可能性を最大限に広げるために、早い段階から国際的な環境で学ぶことはとても重要です。それは、子どもの人格形成、学力向上、グローバルな視野と異文化理解力、そして将来のキャリア形成に至るまで、多面的かつ長期的なメリットを得ることができる貴重な機会になります。

10年後、20年後にグローバルに活躍するリーダーになるための、ボーディングスクール留学のメリットについて詳しく説明します。

卓越した学習環境

ボーディングスクールは、教室内外問わず様々な学習機会が与えられ、知的好奇心を絶えず刺激します。図書館や実験室などの施設が常時利用可能で、生徒たちは授業時間外でも自主的な学習や研究に没頭できます。カリキュラムは通常、AP(Advanced Placement)コースやIB(国際バカロレア)プログラムなどの高度な学習機会を含み、大学レベルの内容を先取りすることもできます。これらのプログラムは、批判的思考力、分析力、問題解決能力を育成し、将来の学術的成功の礎を築きます。教師陣の多くは、各分野の専門家や修士号や博士号取得者で構成され、その深い知識と経験を直接生徒に伝えます。少人数制のクラスにより、教師と生徒の間で活発な議論や質疑応答が可能となり、個々の学習ニーズや学生の得手不得手に応じたきめ細かい指導が行われます。また、多くの学校では、定期的に外部の専門家や著名人を招いての特別講義やワークショップも開催され、生徒たちに最新の学術動向や実社会とのつながりを意識させる機会を提供しています。学校によっては、選考プロセスを通過した生徒のみ参加が許可される専門性の高いシグネチャープログラムという学習プログラムを提供しており、生徒の新たな可能性や、才能の最大化を図ることができます。社会貢献といった観点でも、スポーツやクラブ活動を通じてボランティア活動の機会が与えられます。

自立心と責任感の形成

ボーディングスクールでの生活は、生徒たちの自立心と責任感を大きく育てます。家族から離れて生活することで、日々の様々な決断を自分で下す必要があります。例えば、自身の学習スケジュールの管理、洗濯や部屋の整理整頓、個人の財務管理など、日常的なタスクを自分で行うことで、自己管理能力が磨かれます。多くの学校では、学年が上がるにつれて、寮生活での役割や責任が増えていきます。例えば、上級生は下級生のメンターとなったり、寮の運営に関わる委員会のメンバーとなったりします。これらの経験は、リーダーシップスキルの育成にもつながります。この自立心と責任感の育成は、将来の大学生活や社会人生活への適応力を高め、長期的なキャリアの成功にも大きく寄与します。

多様性への理解

ボーディングスクールには、様々な背景をもった学生が世界中から集まっています。このような国際的環境に身を置き、日常的に交流を深めるうちに、多角的な視点から物事を判断するようになり、柔軟な思考態度が養われます。また、柔軟性を身につけた学生は、相手の立場に立って考える適応力や共感力も身につけることができます。多様性への理解を深めることは、将来的にグローバルマーケットでキャリア形成をする際や、グローバルな組織でのマネジメントやリーダーシップをとる際に大きなアドバンテージとなります。

豊富な課外活動

ボーディングスクールの課外活動プログラムは、選択肢が豊富で活動内容の質も高いです。スポーツ、音楽、芸術、演劇、ボランティア活動、クラブ活動など、生徒たちは自身の才能をさらに伸ばしたり、新たな興味の探求をする機会が多岐にわたって用意されています。これらの活動は単なる趣味の域を超え、重要な学びの場となっています。例えば、チームスポーツへの参加は、フィジカルな能力向上だけでなく、チームワーク、リーダーシップ、時間管理能力の育成にもつながります。芸術や音楽活動は、創造性と自己表現能力を磨き、情操教育の面でも重要な役割を果たします。多くの学校では、これらの課外活動に専門的な指導者を招いており、各分野でのスキルを本格的に磨くことができます。また、学校対抗の競技大会や芸術フェスティバルなどへの参加機会も豊富で、生徒たちは自身の能力、チームとしての団結力、さらにはリーダーシップが成長する機会を得ます。これらの活動は、ストレス解消や精神的健康の維持にも寄与し、学業との良いバランスを取るのに役立ちます。課外活動での成果は、大学入試や奨学金獲得の際にも評価され、将来のキャリアの方向性を見出すきっかけにもなります。

キャリア教育と大学進学サポート

ボーディングスクールは、生徒たちのキャリア教育と大学進学サポートに特に力を入れています。多くの学校では、専門のカレッジカウンセラーが個々の生徒と密接に連携し、大学選びから出願プロセスまでを総合的にサポートします。このプロセスは通常、高校1年生または2年生から始まり、生徒の興味、学力、キャリア志向に基づいて、最適な大学のリストを作成していきます。SAT・ACT対策講座、エッセイライティングワークショップ、模擬面接など、大学入試に特化したプログラムも豊富に提供されます。また、大学訪問ツアーを企画し、生徒たちに実際の大学キャンパス環境を体験する機会を提供しているボーディングスクールもあります。キャリア教育では、インターンシッププログラムの実施や、各業界の専門家による生徒対象のワークショップなどが定期的に開催されます。これらのイベントを通じて、生徒たちは早い段階から様々な職業について学び、自身の適性や興味を探ることができます。さらに、起業家精神を育むためのビジネスプランコンテストや、STEM分野でのキャリアを促進するためのロボティクスクラブなど、特定のキャリアパスに焦点を当てた活動も提供されています。このような総合的なキャリア教育と大学進学サポートにより、ボーディングスクールの生徒たちは、将来のキャリアに対する理解とビジョンを持ちながら、大学進学という人生の大きな節目にチャレンジすることができます。

※STEM:科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)の4つの教育分野の総称

最先端の設備と
テクノロジーの導入

多くのボーディングスクールは、最新のテクノロジーと、それを実践するための設備やシステムを積極的に導入しています。例えば、最新のコンピュータラボ、3Dプリンター、レーザーカッターなどを備えたイノベーションセンター、高度な科学実験室、プロフェッショナル仕様の音楽スタジオやアートスタジオなどです。これらの施設は、生徒たちに最先端の学習環境を提供し、実践的なスキルを身につける機会を与えます。また、多くの学校では、一人一台のラップトップやタブレットの提供、クラウドベースの学習管理システムの導入、オンライン協働ツールの活用など、デジタル学習環境の整備に力を入れています。さらに、バーチャルリアリティ(VR)や拡張現実(AR)を用いた体験型学習、人工知能(AI)を活用した個別学習支援システムなど、次世代で必要とされる技術やスキルを積極的に活用しています。例えば、歴史の授業でVRを使用して古代文明を体験したり、生物の授業でARを用いて人体の3Dモデルを観察したりすることが可能です。これらの最先端設備とテクノロジーは、生徒たちの学習意欲を高め、より深い理解と創造的思考を促進します。同時に、これらのツールを日常的に使用することで、生徒たちは次世代のデジタルスキルを自然に身につけ、テクノロジー駆動型の現代社会に適応する準備を整えることができます。

リーダーシップ教育と社会的責任

ボーディングスクールの多くは、生徒たちの社会的責任感とコミュニティーの一員としての意識育成に重点を置いています。多くの学校では、コミュニティサービス(社会貢献活動)への参加が必須プログラムの1つとなっており、生徒たちに定期的にボランティア活動への参加機会を提供しています。これらの活動は、地域の高齢者施設でのお手伝い、環境保護プロジェクトへの参加、低所得地域での教育支援や炊き出しなど、活動範囲は多岐にわたります。また、国際的な社会貢献活動も盛んで、発展途上国での学校建設プロジェクトや、災害復興支援活動などに参加する機会も提供されています。これらの経験を通じて、生徒たちは社会の様々な課題に直接触れ、自分たちにできることを考え、行動に移す力を養います。さらに、多くのボーディングスクールでは、環境持続可能性に関する取り組みも重視しています。例えば、キャンパス内での再生可能エネルギーの利用、廃棄物削減プログラム、オーガニック農園の運営など、生徒たちが直接参加できる環境プロジェクトを実施しています。また、社会正義や人権問題に関する討論会や講演会なども頻繁に開催され、生徒たちがグローバルな社会問題について深く考える機会を提供しています。これらの活動を通じて、生徒たちは単に学問的知識を得るだけでなく、社会的責任を持つ市民として成長し、将来のリーダーとしての資質を育むことができます。

学校選びの重要性

子どもの将来に大きな影響を与えるボーディングスクールへの留学、そのためボーディングスクール選びは、慎重に行う必要があります。留学の目的・目標、留学を開始する年齢・学年、学力、英語力、興味のある課外活動など、子どもによっても、ご家族によっても違います。一人一人の子どもに最もあったボーディングスクールを見つけるために比較検討するポイントをご説明いたします。

留学する国の選定

留学する国の選定は、単に教育システムの違いだけでなく、留学を開始する年齢や学年に適切な環境の提供や、大学進学を含めた学生の将来のキャリア形成も考慮して決めなければなりません。一例として、アメリカのボーディングスクールでは、一般教養科目を中心とした必修科目(英語、数学、科学、社会科など)と音楽、芸術、外国語、職業訓練などの多様な選択科目を組み合わせた幅広いカリキュラムを高校卒業まで提供しています。一方、イギリスのボーディングスクールでは、中学2年生までは主要科目と基礎科目の標準化されたカリキュラムで学び、中学3年生以降は英語・数学・科学を含む8〜10教科を選択し高校1年生終了時のGCSE試験を受験します。高校2年生と3年生はA-LevelとよばれGCSE試験の結果をもとに選択した3教科のみ勉強します。英語を母国語とする代表的な2つの国ですが、教育システムが大きく違います。イギリスのボーディングスクールには制服がありますが、アメリカではDress Code(服装規定)に適した服装を自分で選ぶことができます。また、アメリカの大学は4年間で学士号を取得することが一般的ですが、イギリスでは3年間で学士号を取得することが一般的です。
また、子供の安全面も重要です。多くのボーディングスクールは都市部から離れた安全な場所にありますが、留学する国の、政治的安定性、医療システムの質、犯罪率などの社会的要因も、考慮すべき判断基準となります。

全校生徒数 / 留学生数

小規模ボーディングスクール(200名未満)から大規模ボーディングスクール(800名以上)まで、全校生徒数は学校規模を示す数字だけではなく、その学校が提供する科目数、課外活動の幅、そして生徒の学習体験全般に影響があります。小規模ボーディングスクール(スモールボーディングスクール)は1学年50人以下の学校が多く、教師が生徒一人一人の学習スタイルや課題を深く理解できる機会が多くなるため、それに応じたパーソナライズな学習指導の機会が増えます。また生徒同士、生徒と先生の距離が近いため、人間関係を作るハードルが低く、親密な人間関係を作りやすい特徴もあります。一方、大規模ボーディングスクールでは、先生の人数も多く、幅広い選択科目や細かくレベル分けされた授業を提供することができ、選択できるクラブ活動やスポーツ部も多く、それらを提供するための大きな施設や十分な設備も備わっています。幅広く興味を持つ生徒や、特定の専門分野でのキャリアを目指す生徒にとって魅力的な環境です。規模の大きいボーディングスクールでより多くの学生と幅広い交流を行い人脈を広げるのか、規模の小さいボーディングスクールでより親密な関係性を作りきめ細かなサポートを受けるか、全校生徒数は、子どもの希望や性格を考慮して考える大切なポイントの1つです。
また寮には留学先国の学生だけではなく、世界中から様々な学生が集まり、それぞれが協力しながら自立していきます。留学生の数と多様性は、学校の国際的な雰囲気と異文化交流の機会に直接関係します。留学生が多い環境では、グローバルな視点を養い、多様な文化や言語に触れる機会が増えます。これは、単純に多様性に触れるだけではなく、子どもの価値観理解、適応力や柔軟性を養う機会が増えます。この経験が、子どもの将来のグローバルキャリアにとって貴重な経験となります。

寮生と通学生の比率

ボーディングスクールは寮生(Boarding Student)と通学生(Day Student)で構成されています。全寮制のボーディングスクールは多くありません。寮生と通学生の比率は、子どもがどのような学校生活を過ごすのかを考える重要なポイントの1つです。寮生の割合が、通学生より高いボーディングスクールでは、放課後の課外活動から週末の活動、年間を通しての学校行事やイベントまで、寮生を中心に考えられています。寮生活では、様々な背景を持った学生達と24時間を共にするため、寮生の割合は学生の学校生活に深く影響します。24時間英語の環境に身を置き、同じ釜の飯を食べたり、夜まで一緒に勉強し、週末のプログラムで親交を深めるなど、様々な場面で”共に”なにかをすることが多くなります。寮生との交流機会が多ければ多いほど、子どもにとって刺激になる成長機会が増え、自分で物事を考え、それを行動に移すことが自然とできるようになります。また、適応力、柔軟性や自立心なども養われます。これらの理由から、寮生の割合が全校生徒数の70%以上のボーディングスクールを学校選びの1つの基準にしてもよいと考えています。

留学を開始する学年 / 年齢

ボーディングスクール留学を開始する学年や年齢は、子どもの性格、留学の目的、留学先のサポート体制など、「学校選びの重要性」で述べている多くの要素を総合的に判断しなければなりません。
日本の学生は、中学校3年生もしくは高校1年生の秋にボーディングスクールに入学するケースが多いです。ボーディングスクール留学の準備として、小学生の時に、ボーディングスクールが主催するサマースクールに参加する学生も増えています。留学先の国や学校によって寮生として入学できる最小学年や年齢が決まっています。スイスには4歳から単身で入学できるボーディングスクールがあります。イギリスでは多くのボーディングスクールで7歳から寮生として入学できます。アメリカやカナダでは9年生(中学3年生)から寮生として入学できる学校が多いです。アメリカやカナダにも5/6年生から寮生を受け入れるジュニアボーディングスクールも少数あります。
低学年や低年齢でボーディングスクールに入学すると、英語の習得スピードが速く、英語の発音がネイティブと同じになったり、多言語・多文化の学校生活の中で自分を表現することができるようになったり、たくさんの友達をすぐに作ることができます。その反面、母国語である日本語の力が不十分であったり、英文法を勉強していない場合が多く、英語のReadingとWritingが苦手になることもあります。小学生でボーディングスクールへの留学を検討する場合、子どもの性格、精神年齢、学習及び生活習慣も十分に考慮し、可能であれば、ボーディングスクールが主催するサマースクールに参加し、ボーディングスクールの環境や生活があっていることを確認することをお勧めします。

英語サポートプログラムの有無
およびそのレベル

授業が基本的に英語で行われる海外のボーディングスクールにて適切な言語サポートは、学業成功の鍵となります。英語力が十分でない学生にとって、質の高い英語サポートプログラム(ESL)は、学業で良い成績をとるためには重要なサポートです。学校の一部ではESL (English as a Second Language)プログラムといった、主に留学生を対象とする英語コースを学内に設けている場合もあります。英語サポートプログラムは、子どもがいち早く言語の壁を乗り越え、スムーズに学業生活に適応できるかを判断する重要な基準となります。

年間費用

費用は多くの家族にとって、学校選択の重要な要素です。合計金額の大小だけではなく、その費用に含まれるサービスや学校が提供するプログラムの充実度など、内容を詳細に検討することが重要です。ご家族にとっては、ボーディングスクールに子どもを留学させることは教育の機会に対する大きな投資であり、期待される成果と費用のバランスを慎重に検討することは重要です。また、学校の授業料以外にも、健康保険料、教材費、交通費、お小遣い、そして、学校の長期休暇中は寮が閉まるため、その期間の滞在費や、日本に帰国する際の往復航空券代も費用として発生します。

課外活動

課外活動は、学生の成長を促し、才能の最大化や隠れた才能を発見し、リーダーシップスキルを養う重要な機会です。多様な課外活動の提供は、学生が新しい興味を発見し、バランスの取れた成長を遂げる上で重要です。例えば、スポーツチームへの参加はチームワークとリーダーシップを、芸術活動は創造性と自己表現を、ボランティア活動は社会的責任感を育みます。また、これらの活動は、友人作りやストレス解消の良い機会になります。家族にとっては、子どもの個性や才能を伸ばし、充実した学校生活を送れるかを判断する指標となります。積極的に多岐にわたる課外活動への参加は、海外の大学を受験するとき、高評価や好印象を与える可能性があるため、スポーツを含め幅広く課外活動を提供していることは学校を選ぶうえで重要な要素です。

設備

充実した設備は、効果的な学習と快適な生活の基盤となります。最新のテクノロジーを備えた教室や実験室は、質の高い教育を受ける上で重要です。例えば、充実した図書館は自主学習を促進し、最新のスポーツ施設は自身のスキルアップや健康的な生活習慣の形成を助けます。また、快適な寮設備は、学生の生活の質に直接影響します。Wi-Fi環境、医療施設、カフェテリアの質なども、日常生活の快適さに関わる重要な要素です。
子どもが安全で快適な環境で学び、生活できるかを判断しつつ、今後のキャリアを検討する際に重きを置きたい分野の設備の豊富さや充実度に注目することが重要となります。そして設備に積極的に投資をし続ける学校は、その学校の経済力や方向性をしっかりと持っていることを示しており、学校選びの指標の一つとなるでしょう。

カリキュラム

カリキュラムは、学生が受ける教育の質と範囲を直接決定する最も重要な要素の一つです。

  • 2学期制/3学期制:学習の進め方や休暇の取り方の違い
  • 週5日制/週6日制:学習の密度や自由時間の配分
  • IBプログラム:国際バカロレアプログラムの有無
  • AP(Advanced Placement)コースの数:大学進学準備の充実度
  • STEM教育 (科学、技術、工学、数学の分野を統合的に学ぶ教育手法)
  • 科目数:学習の幅広さ、専門性の深さ、教師数の多さ

子どもの興味がある科目が提供されているか、勉強したい科目がレベル別に提供されているかなど、上記の要素を総合的に考慮することで正しい学校選びをすることができます。

卒業後の進学実績

進学実績は、学校の教育プログラムの質や効果を示す一つの重要な指標です。優秀な大学への高い進学率は、その学校が提供する教育の質の高さを反映していると言えます。有名大学への進学は、子どものキャリアや人生の機会を大きく拡げる可能性があります。また、高い進学実績を持つ学校には、学業に熱心な生徒が集まります。このような環境は、子どもの学習意欲を刺激し、高い目標に向かって努力する姿勢を育みます。優れた進学実績を持つ学校は、カレッジカウンセラーによる充実した進学指導を受けることができます。名門校への進学実績が高い学校では、卒業生のネットワークも充実していることが多く、これは将来のキャリア形成にも役立つ可能性があります。また、名門校以外の進学先を確認することも大切です。子どもの個性や興味、そしてキャリアの選択によって、美術大学や芸術大学、音楽大学、少人数のリベラルアーツ大学への進学を選択することもあります。それらの大学への進学実績があるボーディングスクールは、名門校以外に進学するときの進路指導のサポートも充実していることを示しています。

留学する国の選定

子どもの性格や興味、将来の進学先やキャリア、そして留学先の国の文化なども考えましょう。

全校生徒数/留学生数

親密な人間関係、細かなサポート、充実した設備、科目数の多さ、国際的な雰囲気など、注目するポイントが多いです。

寮生と通学生の比率

寮生率の高いボーディングスクール(目安は全校生徒数の70%以上)がお勧めです。

留学を開始する学年/年齢

ボーディングスクール留学に適した年齢は、子どもの性格、留学の目的、留学先のサポート体制など多くの要素で判断しなければなりません。

英語サポートプログラム

ESLプログラムは、英語の習得スピードをあげ、学業で良い成績をとるためのサポートプログラムです。英検2級レベルまではESLが必要です。

年間費用

卒業まで複数年かかる長期留学では、ご家族の現実的かつ計画的な予算が大切です。

課外活動

スポーツ部、クラブ活動、生徒会活動、ボランティア活動など、個人でも仲間と一緒でも参加できる活動が豊富にあります。

設備

最新のテクノロジーを備えた教室や実験室、快適な寮設備など、学校の設備や施設は常にアップデートされます。

カリキュラム

2学期制/3学期制、IBかAPか、科目数や細かいレベル設定など、学校選びの重要ポイントです。

卒業後の進学実績

名門校への進学実績だけでなく、それ以外の大学(リベラルアーツ大学、音楽大学、芸術大学など)への進学実績にも注目しましょう。

費用

長期(1年間)
アメリカアメリカ 1,200万円
カナダカナダ 1,000万円
イギリスイギリス 1,150万円
スイススイス 2,150万円
  • ※航空券、海外留学生保険料、お小遣い、教材費、その他、留学中の雑費は除きます。
  • ※各国のボーディングスクール5校の平均年間授業料です。
  • ※為替レートは、US$1=150円、C$1=110円、£1=200円、CHF 1=175円にて計算しています。

留学コンサルタントを
利用するメリット

専門的な知識と経験

留学する国の違い、各学校のカリキュラム、教育システム、校風、課外活動、設備などの特徴や入学要件など、アップデートされた正確な情報に基づき受験校選択やサマースクールプログラム選択を行います。

個に寄り添った対応

お子様の強みや興味、学校の成績や課外活動の実績、受験時の英語力、そして将来の進路など、様々な側面を考慮し最適と考えられる学校を推薦し、それぞれのご家庭に合わせたサポートを行います。

手続きのサポート

出願書類の作成、入学契約書や入学書類の説明と作成、授業料のお支払い、学生ビザ申請、渡航準備、また各手続きの期限の管理などの煩雑な留学に関する手続きを包括的にサポートします。

受験対策

出願書類の説明&取得のアドバイス、出願に必要なエッセイの添削や入試面接練習(英語による面接)、英語の試験対策コース紹介を含めた英語学習方法の提案など、受験スケジュールを作成し、必要なプロセスと願書提出期日に合わせた、ボーディングスクール合格取得を目指したアドバイスをします。

ボーディングスクールとの
ネットワーク

公開情報のみならず、多くのボーディングスクールの入学担当者や校長先生と構築した長年の信頼関係を基に、入学交渉を含め、在学中も学校から有益な情報を得ることができます。

心理的負担の軽減

疑問や悩みを相談できることで、受験や渡航準備の不安やストレスを軽減することができます。包括的なサポートにより、保護者とお子様が安心して受験や渡航の準備に集中できる環境を提供いたします。また、長年の経験から、留学中の注意事項を共有することで、留学中のトラブルを回避することができます。トラブル発生時も、子どもに対する的確なアドバイスの提供と留学先の学校とのコミュニケーションを通して、迅速にトラブルを解決するサポートを提供することができます。

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