Balmoral Hall School（バルモラル・ホール・スクール）は1901年創立の女子校のボーディングスクールです。ウィニペグ中心部、アシニボイン川沿いの歴史ある住宅地に位置し、温かいコミュニティと多様性を尊ぶ環境を提供しています。使命は「想像力を刺激し、卓越を目指す勇気、志を持ち、導き、思いやる力を育むこと」であり、学校全体が一人ひとりの成長を支援する姿勢を明確にしています。優れた女子教育の場として、保護者や卒業生から信頼され、学びへの愛情と所属意識を育む場となっています。

当校の学業プログラムには、STEAM（科学、技術、工学、芸術、数学）教育が含まれており、生徒はこれらの分野を幅広く探究することができます。独自の「Capstone」モデルにより、グローバル課題を起点とした探究学習を通じ、知識を実社会で応用する力を育みます。加えて、AP（Advanced Placement：アメリカの多くの大学で単位認定可能な高校課程の科目群）プログラムも提供され、生徒が大学レベルの学びに早期に触れる機会を確保し、将来の進学やキャリアに備えることが可能です。

2019年に完成したBenidickson Centre for Arts & Design（Benidickson芸術＆デザインセンター）は、当校史上最大規模の寄付活動によって実現した、STEAM教育を支える最先端の芸術施設です。3階構造の建物内には、ダンスや3Dモデリング、レーザーカッティング、木工、プロフェッショナルな録音スタジオなど、創造性を最大限に発揮できる設備が整っており、生徒たちの作品づくりや表現の幅を大きく広げています。