ボーディングスクールコンサルティング株式会社コーポレートサイト

2026.05.26 メディア

アメリカ:女子ボーディングスクール「Chatham Hall」をご紹介

今回は、アメリカ・バージニア州に位置する女子ボーディングスクール「Chatham Hall」についてご紹介します。

本記事は、2026年1月に実施した、Chatham HallのMs. Sara Stephenson(校長)とMs. Kimber Keating(入学広報担当者)との面談内容をもとに作成しています。


Chatham Hallの特色について

Chatham Hallは、バージニア州チャタムに位置する、9〜12年生を受け入れる少人数制の女子ボーディングスクールです。1894年に「Chatham Episcopal Institute」として設立された歴史ある学校で、現在は11カ国・アメリカ16州から生徒が集まっています。

①大学レベルで設計された「Advanced Courses

従来のAPカリキュラムに代わり、教職員独自の「Advanced Courses」を導入しています。教員だけでなく生徒自身も興味関心に基づいたテーマを提案できるため、より自由度が高く、探究的な学びが可能です。内容も大学レベルで設計・指導されており、従来のAP以上に専門性の高い学習へ深く取り組むことができます。例えば、「サイエンス・フィクションの歴史」「多変数解析学」「アメリカにおけるヒスパニック文化遺産」など、学際的かつ高度なテーマが展開されています。

②生徒が主役となる伝統行事「Girl’s Day」

「Girl’s Day」は、生徒が一日限定で“先生役”を務めるユニークな伝統行事です。自ら企画したテーマについて授業を行うことで、知識だけでなく発信力やリーダーシップも育まれます。過去には、中国の伝統漢方医学、柔術、マルディグラ(豊作や春の訪れを祝う祭典)など、多彩で個性あふれる講座が実施されました。

③世界で活躍する女性から学ぶ「Leaders in Residence」

毎年開催される「Leaders in Residence」では、各分野で活躍する女性リーダーが2日間にわたり来校します。講演だけでなく、ランチや少人数ディスカッションなどを通じて、生徒が直接対話できる点が大きな特徴です。これまでには、プロテニス選手、パキスタン元首相、霊長類学者など、多様な分野のリーダーが参加してきました。身近な交流を通じて、生徒たちは将来のキャリアや社会的使命について深く考える機会を得ています。

④実践を通して学ぶ「Entrepreneurship Program

「Entrepreneurship Program」では、ビジネスに必要なスキルや戦略を実践的に学びながら、生徒自身のアイデアを実際の事業として形にしていきます。マーケティングや企画運営、チームマネジメントなど、起業に必要な力を総合的に養うことができる点が特徴です。実際に、生徒が企画・運営するフードトラック「Taste of the World」は、年に3〜4回キャンパス内で営業され、多文化的な食体験を提供しています。


英語学習環境について

Chatham Hallでは、英語を母語としない留学生に対して、必要に応じた英語サポートを提供しています。入学後は英語力評価に基づいて適切なクラスへ配置されるため、生徒の習熟度に応じたサポートを受けながら学習を進めることができます。

また、英語科目の中には「English for International Students I・II(留学生のための英語 I・II)」が設けられており、留学生がアカデミックな英語力を段階的に高められる学習導線が整えられています。

在籍する生徒について

全校生徒約115名のうち、95%が寮生活を送っている点は大きな特徴であり、学年を超えたつながりや強いコミュニティ意識が育まれています。また、「好奇心旺盛な思考者を育て、世界に良い影響を与える人生へ導く」という教育理念のもと、生徒一人ひとりが主体的に考え、挑戦できる環境が整えられています。

Chatham Hallでは、生徒同士や教員との距離が非常に近く、互いをよく理解し支え合う空気感があります。さらに、女子校ならではの安心感の中で、生徒が役割やリーダーシップに積極的に挑戦できる環境も整っています。互いを尊重しながら個性を伸ばしていく、落ち着きと探究心のあるコミュニティと言える学校です。

◆  Chatham Hallの公式HPはこちら

LINE
上へ